風穴を開ける

 

生きていると、すべてが停滞してしまっているように感じてしまうことがありますよね。

気持ちも晴れない、体も重い、周囲の状況も煮詰まっている・・・

そんな逃げ場のない、まるで八方ふさがりのように感じる時って、視野がすごく狭くなってしまっていて、周囲のことがよく見えなくなってしまいます。

その結果、自分がまるで世界中で一番不幸な人間のように感じてしまう状況。

きっと誰もが一度は経験したことがあるのではないかと思います。

 

わたし自身、数えきれないくらい何度もそんな経験をしてきました。

そしてその度に、誰かが何気なくいってくれた一言だったり、そっと差し伸べてくれる手だったり、自分のことを気遣ってくれている人の存在に気づいて救われたものでした。

「わたしは一人じゃなかった」

そう思えた時に、少し視野が広がって、自分を取り巻く状況をきちんと見つめることができたような気がします。

その瞬間、フッと気持ちが楽になって、滞っていた空気が流れだしたような気がしたものでした。

風穴が開いたんですね。

 

これからはわたしの番。

苦しくて、苦しくてどうにもならないように思えてしまう状況。

そこにほんの小さくていいから風穴を開けて、新鮮な空気を流してあげられること。

ほんの小さな一歩を踏み出すきっかけを作ること。

ピンチをチャンスに変換できるのだということを知らせること。

それをし続けていけたら、とてもうれしいなと思います。