体は歴史

体って一人ひとり全く違います。

 

体そのものが違う。

性格やクセ(体のクセや思いグセ)が違う。

生活習慣によって動かし方が違う。

長い人生で積み重ねてきた体験が違う。

 

その一つひとつは小さな違いでも、
その積み重ねが歴史となって、
触れられたときの反応としては
とても大きな違いとなって表れるんですね。

 

 

ほんの少し触れただけで、
その瞬間に、ギュッとものすごく緊張して
その緊張状態のまま動く人がいます。

本人は動かそうという意識は全くしていなくて
完全に無意識での動きなのですが、
これでもか!というくらい、
ギュッ!と緊張させてしまいます。

 

例えばけがをしてしまった時の衝撃のなごりだったり、

そういったケガが完治しないうちに
無理に体を動かしたために、
体のそこかしこに変な緊張を生んでしまったり、

その緊張をそのままにして何十年も過ごすことで
その緊張した体の使い方が
クセになってしまったとか、

あるいは、とてもショックなことが起こった時の
心の緊張が
ずっと体に残ってしまったとか、

 

きっとこれまで生きてきた中で、
そうやって体を緊張させることが当たり前になり
無意識の部分に染み込んでしまい、
またそうやって体を緊張させることで
数々の問題に対処し、乗り越えてきたのだということが
想像されます。

体にその人の歴史が刻まれているんですね。

 

そんな体を目の前にしたとき助けになるのは
技術や経験より、むしろ
その体とどれだけ対話できるか、
どれだけ体の本音を引き出せるのかということしか
ないんですね。

そして誠意をこめて対話すれば
体はちゃんと答えを教えてくれます。

 

同じ人の体でも、

日々、状態は変わっています。

同じ人の体でも
一度として同じ反応をすることはありません。

そこが、この仕事をしていて
とても面白いところでもありますし、
同時にとても難しいところでもあります。

難しいから面白いのかもしれませんね。

 

体に刻まれたマイナスの歴史があるなら、
それをすっかり塗り替えて、
明日から楽に楽しく過ごしていただくこと。

それが一番うれしいことですね(^∇^)