家の前の小路で、
シュウメイギクが花を咲かせています。

華やかさはないけれど、とっても好きな花です。

秋ですね~秋

 

 

先日、久しぶりに高齢者施設へ
施術のボランティアに行ってきました。

感染症対策により来館者を制限していたので、
1カ月半?2カ月?ぶりの訪問でした。

 

時には施設側から「この方をお願いします」と
施術が必要な方を指定されることもありますが、
基本的には「どなたでも」という姿勢なので、
たいていはわたしの方でランダムに選んでいます。

できるだけ皆さんに受けていただけるように
前回施術していない方の中から
選ぶようにしていますけれど、

それでもやはり、
麻痺があって動かせない部分があるとか、
腕が拘縮しているなどの重い症状がある方を
優先的に選んでしまいます。

少しでも体の自由を取り戻して
喜んでいただきたいから。

 

そういった症状の方のほとんどは、
おしゃべりもままならない、
意思を伝えることが困難なことが多いです。

でもね、繊細に、繊細に皮膚を動かして、
わたしが皮膚の下にある体の意思を
ほんの少しでも感じられたな、と感じる時に
ふとお顔を見ると、
目をじっと見開いて、言葉にならない想いを
伝えてくださっていることを感じます。

大きな表情はないんです。

でも、目の奥に何か訴えるものを
ものすごく感じるんですね。

「動いていますね、嬉しいですね」と声をかけると、
首が振れることもないのですけれど、
明らかに「うん、うん」と伝えてくれるんです。

この瞬間の「分かり合えている」という感覚は、
言葉では表現できない、
何とも深い歓びをもたらしてくれます。

生きる、という言葉をかみしめます。

 

 

歩いたり、食事をしたり、仕事をしたり、眠ったり、
友だちとおしゃべりしたり、
怒ったり、泣いたり、笑ったり、

そんな何気ない小さな日常を送ることが
きっと生きるということなのですね。