感謝と反省と

半月ほど前に2階から転落したあんこですが、ずいぶんと普段通りの体に戻ってきました。

時々、後ろ脚が緊張することはありますけれど、回数はぐ~んと減って、緊張からの回復もとても早くなりました。

ご心配くださっていた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

この半月、あんこの手当てをしていて感じたのは、動物が持っている回復力の強さ。

生きる力の強さと言い換えることもできますね。

転落直後、まだおぼつかない足取りの中でも、あんこは何度も歩こうとして、実際によろよろしながら歩き回っていました。

最初は止めようとしていたのですけれど、あまりにも何度も歩こうとするので、「きっと歩きながら体を調整したいのだな」と解釈し、歩き回るあんこの腰や背中にそっと手を添えて、体の動きをサポートしていました。

手を添えると言っても、わたしが動く方向をコントロールすることはせず、ただただあんこの体が動きたい方向へとついていくだけでした。

ですが、おそらくこの「ただついていくこと」こそがあんこの回復を早めたのだと実感しています。

歩いているうちに、体の緊張がだんだん取れてきて、日を追うごとに背骨の捻じれが少なくなっていくのが目に見えて感じ取れました。

その間わたしがしていたのは、ただあんこの皮膚に触れていただけ。

皮膚の動きを感じ、皮膚の下の体の流れを感じていただけでした。

 

 

今回こうして、あんこの体の良くなろうとする意思、また実際に良くなっていく力の強さを目の当たりにして、同じ力をわたしたち人間も持っているのだということに、深い感謝を感じると同時に、

これまでの自分自身の力不足も痛感しました。

 

整膚やリラクセンスの持つ限りなく優しくも強い力の素晴らしさは明らかで、その素晴らしい力を通してたくさんの方々に楽になっていただきたい、喜んでいただきたいと思い、この仕事を続けていますけれど、

わたしの未熟さや力不足のために、その素晴らしさを実感していただき、喜んでいただくことができなかった方も、これまでいらっしゃったのだろうという事実に思い至り、ただただ残念で、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

 

わたしはまだまだ未熟で、反省することもいっぱいありますけれど、今の自分の未熟さから目を背けることなく、先へ進むための学びに変えたいと思います。

そして一人でも多くの方に、体丸ごと芯から解放された気持ちよさを体感していただいて、人生を十二分に楽しんでいただけるよう、もっともっと精進したいと思います。

一日一日、一瞬一瞬、成長し続けます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。