停滞期は意味ある時間

ダイエットをしたことのある人は経験があるかもしれない”停滞期”。

それまで体重が順調に減っていたのに、どうやってもピクリとも動かない汗①

焦るし、体を恨みがましく思ってしまうけれど、

実はこの停滞期って、とても大切なのだということを、あるお医者さまがお話ししていたのを聞いたことがありました。

 

曰く、

 

ダイエットで体重が減ってきたことにより、体自体も大きく変化してきている、

体が一度に対応できる変化の幅には限界があるので、その限度を超えたところで、体は変化に対応するために、自分自身を調整することに集中する、

そのために変化する(体重を減らす)ことを止める、

つまり停滞期というのは、それまで順調に体が変化してきた証拠であり、これからの変化に向けた準備の時期なのだ、と

 

おおむねこんな内容でした。

 

なるほど~といたく納得したことを覚えています。

それ以来、ダイエットで停滞期に入った~!と焦る友人がいると、必ずこの話をしてあげることにしています(笑)

 

 

なぜこんな話をしたのかというと、

リラクセンスのセッションを行なっていると、停滞期と同じような瞬間に出合うことがしばしばあります。

このブログでも何度もお伝えしているように、わたしが行なっているセッションは、相手の体の動き・反応を引き出し、それに寄り添う施術。

引き出された反応によって、体が大きく軽く動くようになることも多々あるのですけれど、その動きが突然ピタリと止まる瞬間があるんです。

それはもう見事に、ピクリとも動かなくなります。

でもダイエットと同じで、その停滞期こそ、体が大事な仕事をしているときなんですね。

そこまで順調に体を緩めてきたけれど、「次の段階に進むためにはほんの少し準備する時間が必要なの、だから少し待っててね」

体がそう言っていることが、触れている皮膚からある種の響きとして伝わってくるんです。

それが証拠に、数秒、あるいは長い時だと数分にも渡る停滞期を超えると、ある時また突然に体が動き始めます。

停滞期を超えた直後の動きは、止まる前とは全く違い、枷が外れたかのように伸びやかな動きに変化することがほとんどです。

停滞期があってこそ、一段と深く緩むことができるんですね!

 

 

思えばダイエットだけでなく、勉強や習い事など、何かを学ぶ時には停滞期はつきものですね。

そしてその停滞期を超えてこそ、それまで想像できなかったような広い、あるいは深い世界が広がるものですよね。

 

わたしたちが「停滞している」と考えている時間は、その瞬間だけを切り取れば、ただ単に「止まっている」だけの不愉快極まりない時間かもしれません。

ですが、長いスパンでの変化の中の一瞬と捉えると、その止まっている時間も数ある変化の一つに過ぎず、他の変化と同じように、いえ、もしかしたらそれ以上に意味がある時間なのですね。

止まっている時間をどう受け止め、どう過ごすか

それが次へのステップを決めるに違いありません。

停滞期、大切に過ごしたいですね。