”反応”は自分を知る道しるべ

今日は気持ち悪いくらい暖かくて、春一番か?!というくらいの強風です。

とはいえ、明日からは冬らしい気候に戻るみたいなので、しっかりと対策しましょうね!

 

 

 

昨日の午前中は、リラクセンスの”概念”についての勉強会でした。

施術なのに手技の勉強ではなく、なぜ”概念”?と思われるかもしれませんね(苦笑)

このブログでも何度もお伝えしていますけれど、リラクセンスは改善への道をとことん相手の体に聴いていく手技。

一般的な手技手法のように、施術者の意図や、一般的な傾向とか過去のデータを基にして施術を行うと、相手の体の声が十分に聴き取れなくなってしまいます。

いくら手技を学んで技術を完璧にしたとしても、リラクセンスをリラクセンスたらしめる”概念”を無視してしまっては全く違う手技になってしまうと言っても、決して過言ではありません。

リラクセンスにとって、”概念”を体に落とし込むことはそれくらい重要なファクターなんですね。

 

 

リラクセンスの手技を支える大切な概念。

反応
在り方
循環

その中でも昨日は、”反応”に視点を当てて勉強してきました。

 

 

いきなりですが、反応ってどのようなものだと思いますか?

勉強会はこんな質問から始まりました。

そして、

どんな時に反応が起こるのか?
人によって反応が違うのはなぜ?
反応を生む要素とは何だろう?

こういった質問が続きます。

 

”反応”という、目に見えない概念についてとことん言語化することにより、一人ひとりが”反応”という言葉をどうとらえているのかを具体化していきます。

すると、自分の中で輪郭なくぼんやりとしていた概念が、少しずつ形創られていきます。

そして、自分とは違う人の意見を聴くことにより、自分のの内側の枠が広がり、選択肢が増えていきます。

 

 

この世の中にはどんな”反応”が存在しているでしょう?

 

物質と物質が起こす化学反応、そこから新たな物質が生まれたりします。

口から食べた食物は、まず口の中で唾液という消化酵素と出合い、消化の第一歩が始まります。

消化吸収も”反応”ですね。

消化吸収だけでなく、体の中では様々なホルモンや、目に見えないくらい微小の物質同士が出合って反応し合い、新しい信号となって体に指令を送ったりして、常に体を生かしています。

外に目を転じれば、人間同士が出会って反応し合ったり、熱いものに手を触れて思わず手を引っ込めたり。

ニュースを見ては、一喜一憂したりするのも”反応”です。

 

こうやって見て見ると、この世の中は全て反応によって成り立っていると言っても過言ではありません。

 

 

同じニュースを見ても、みんながみんな同じ捉え方をし、同じ反応をするわけではありませんね。

例えば、明日は雨だという天気予報を見たとします。

「え~?雨なの?最悪~!」と、否定的に捉えてしかめ面をする人もいれば、

「やった!新しい傘を下ろせるわ!」と、喜ぶ人もいるかもしれません。

「ふ~ん、そうなんだ」と、特に気持ちを大きく揺さぶられることのない”反応”をする人もいるかもしれません。

人それぞれです。

 

 

人は皆、生まれた場所も違えば、育ってきた文化も違う。

一緒に過ごした仲間も違えば、職業も違う。

同じ兄弟として生まれてきても、その立場によって考え方も違ってきます。

これまでの人生で積み重ねてきた経験が違うし、そこから学んだ事柄も違います。

それぞれが経験を通して身につけてきたことの全てから、今のその人の心と体の”在り方”が作られてきたのです。

在り方が違えば、何らかの刺激と出合った時の”反応”も違って当然ですね。

 

 

わたしたちはこれまで生きてきた何十年の間、出合う環境や物質や人に対して様々な反応し続けてきました。

その数えきれない”反応”から、今現在の”在り方”が創られたのです。

そしてその今の”在り方”が次の”反応”を生み、その”反応”がまた次の”在り方”を創り上げていく・・・

その”反応”と”在り方”の”循環”こそが、この世を動かしている真理であり、リラクセンスが大切にしている”概念”です。

 

 

”反応”が”在り方”を創り、”在り方”が”反応”を決める。

でも反対に、意識的に”在り方”を変えることで、”反応”を変えることもできますよね。

自分が「こうありたい」というというイメージがあれば、その理想とする人物像の”在り方”を全身で感じ、表現してみることで、物事に対する”反応”をを変えることができるのではないでしょうか?

そしてその”反応”から、新たな自分を創り上げていく。

 

その時に大切になるのは、今の自分の”反応”。

起こったものごとに対して、出会った人に対して、その都度自分がどんな”反応”をしているのか?

それは今の自分の姿です。

もしその”反応”が、自分にとって歓迎すべきでないものであったり、モヤモヤするようなものであったとしたら、そこにこそ、今の自分が何を信じているのか、どんなとらわれや偏見があるのかを教えてくれる大切な道しるべが隠れています。

目をそらしたり、無かったことにして蓋をしてしまうのではなく、自分がそんな反応をしたことを認めてあげて、「なんでだろう?」と自分の奥深くに問いかけてみてください。

すぐに答えが見つからないとしても、その問いかけを積み重ねることによって、無意識はしっかりとデータ分析をし続けてくれ、ある日気づいたら抜け出せているはずです。

 

 

自分の反応も、相手の反応も、すべて大切にしてください。

それは自分を知り、相手を知ること。

そこから必ずや豊かな循環が生み出されるはずですから。