「体が怖がっている」を感じ、ただ眺める

以前、「無意識~体に残る感情の記憶」と題して記事を書きました。

今日のセッションでは、お客さまご自身が鮮明にそれを体感されました。

 

 

うつ伏せで体幹部をゆるめた後、腕に軽く触れ、反応を見ていた時のことでした。

皮膚は明らかに内旋する方向へとわたしの手を導いてくれるのに、それを打ち消すような別の動きが出てきます。

この動きこそが、以前ブログにも書いたように、無意識にゆるむことにブレーキをかけてしまう動きです。

 

 

この方はこれまでにも、こういった動きが出ていたのですけれど、これまではその無意識の打ち消す動きの力の方が圧倒していたので、その動きに寄り添っていました。

けれど今日は今までとはちょっと違うと感じがしたので、体に新たな提案をしてみました。

それは打ち消す動きを無理に制するでもなく、でもそこに従うのでもなく、その動きがやむのを待ちながら、皮膚の動きに寄り添っていくこと。

打ち消されては待ち、皮膚の動きに寄り添い、また打ち消す動きが出てきては待ち、、、

そんなことを繰り返しているうちに、少しずつ打ち消す動きが少なくなくなり、その力も弱くなってきました。

すると、今まで出なかったような、肩関節からググッと腕を引き下げるような動きも表れ始めたのでした。

 

 

仰向けに戻ってもらいながら、その動きについてご本人がどんな感覚だったかをたずねると、「うん、違いは分かりました」とのお応え。

「体がそう動きたいんだということは分かったし、それが気持ち悪いとか嫌だということではなかったんですけど・・・
『え?まだそっちに行くんだ!』と思ったら、なんだか少し怖くなっちゃって・・・
それでそんな動きが出たみたいです」

そんな風に感じたことを伝えてくださいました。

 

 

そして続けてこんなことも。。。

「でも以前、『こうしなきゃ!と思わなくて良い』と言ってくださっていたから、『あぁ、今はまだ怖いんだな、そう動きたいんだなぁ』と、ただ眺めるようにしていました」

 

 

長いこと辛い状態が続いていると、体はその状態でうまくバランスを保ってきているので、ゆるむことでそのバランスが崩れることへの恐怖感が無意識のうちに体に残ってしまうことがあること、

それとともに、長年の自分の体への「これくらいしか動かない」という認識がなかなか抜けず、無意識に体の動きを制限してしまう場合もあるということ、

でも、そう言ったことが起こるのは、体の奥、芯の緊張が抜けてきた証拠だということ、

 

そんなことを以前にも何度かお伝えしていたので、今回のセッションでそれが明らかな体感として自覚できたようでした。

そして素晴らしいなと思ったことは、そんな今の自分の体の状態を、善悪の判断をすることなく、ただ「あぁ、そうなのか」と眺めていられたこと。

今の状態が途中経過にすぎないということを、しっかりと体で理解されているのですね。

 

 

自分の体の動きの違いをこれだけ鮮明に、頭だけでなく体でも理解されていれば、自然とブレーキを外せる日も、そう遠くはないはずです。

ご本人にそうお伝えすると、「楽しみです♪」と顔をほころばせてくださいました(#^.^#)

 

 

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明日4日の22時より30分間、遠隔氣療を行います。
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