整膚とリラクセンス・ボディセラピーを通して、体の手当て+心にも手当て

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感謝してもし足りない

2017/8/18

 

うちのあんこは肉食女子です(笑)

体質の関係で、一般的なドッグフードを食べることができないので、もう10年以上前から生肉食を続けています。

肉だけではカルシウム不足で便が固まらないので、鶏手羽の先っぽも上げています。

(注)熱を通さなければ、鶏肉の骨は裂けることはないんですよ!

もうね、すごいの!バリバリと野獣のように音を立てて食べるんですよ(笑)

ところが最近、年齢も年齢なので、だんだん歯が抜けてきてしまって、手羽先の先っぽ丸ごとでは、噛み砕くのに四苦八苦するようになってきたので、出刃包丁で三等分くらいにしてあげるようにしています。

 

先っぽとはいえ、骨を切るのはけっこう力がいるものです。

歯の角を当てて、ガリっと音を立てて骨を切りながら、ふと、「あぁ、鶏の命をいただいているのだな、、、」と感じました。

切り身の肉を料理しているのとは違う、「鶏の体」を感じたんです。

そして、普段どれほど何も感謝せず、当たり前のようにして食事をしているのかにも思い至りました。

 

肉も魚も、野菜でさえも、当たり前のことですが命を持っていたはず。

その命を食べてわたしたちは生きている。

人間だけでなく、この世の中の全ての生き物は、他の命によって生かされている。

頭では当たり前のこととして理解していることだけど、普段の生活のなかでそのことに思いを巡らせ、感謝の気持ちを送ることは、とても難しいことなのですね。

少なくともわたしにとっては、どんなに意識しても、忘れてしまう瞬間がいっぱいです💦

 

直接的、間接的にわたしを支えてくれている人・もの・ことは数え上げたらきりがないほどたくさんあって、全てに対して感謝の気持ちを言葉にしたら、何日あってもきっと足りません。

せめて一日数度でも、周囲にあふれる、自分を支えてくれる全てに感謝の気持ちを注ぐことを忘れずにいたいです。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

20日の日曜日、22時より30分間、遠隔氣療を行ないます。
ご希望くださる方はこちらをお読みいただいた上で、コメント欄にてお知らせください。

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マイわんにゃんポートレートのご依頼~ぽんちゃん

2017/8/14

先月末に、マイわんにゃんポートレートのご依頼をいただきました。

数年前に、飼っているワンニャン4頭の絵を描かせていただいた方にいただいたご縁です。

かおりんさん、ありがとうございます。

 

ご紹介いただいた方の愛猫、ぽんちゃん。

少し前に虹の橋を渡ってしまったそうです。

お写真を送っていただいて、とても大切に愛されていたことが分かりました。

 

お気に入りの表情は残念ながら少しピンボケで、ちょっと色あせた写真。

その姿をぜひクリアによみがえらせてほしい!とのご依頼でした。

お送りいただいた数枚の写真の中から、実際のぽんちゃんの毛の色合いに近いものはどれなのかを教えていただき、数枚の写真に写った姿を一つの絵に収めるという作業。

描き上げてもなお、これが実際のぽんちゃんと近いのかどうかは全く分からず、ドキドキしながらデータを確認していただきました。

すると・・・

 

*~*~*~*~*~*~*~*

なんて可愛い!!!(親バカですみません󾌳)

こんなに素敵に描いて頂いて…
手触りまで蘇って来るようで、色々思い出したりして又涙々です。
本当に本当に感謝致します󾌴󾍛󾍓
有難うございました。

*~*~*~*~*~*~*~*

 

こんなお返事をいただいて、50%ホッとしながら発送させていただきました。

実物を見てどう思っていただけるのか?
本当に喜んでいただけるのか?

そこをクリアして初めて100%、この段階では安心しきれていないというのが正直なところです。

 

そして先日、早速到着した旨のご連絡をいただきました。

 

*~*~*~*~*~*~*~*

届きました~\(*^▽^*)/

素晴らしいです…
まるで写真…いやいや、まさに今ここに居るという感じです。
素敵な作品を本当に有難うございました。
感動です[?][?]
大切にしますね。

*~*~*~*~*~*~*~*

 

あぁ、本当に良かった。。。(脱力)

これでやっと100%任務完了です(笑)

Sさま、大切なぽんちゃんの絵を描かせていただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

こうして大切な愛犬や愛猫の絵を描かせていただくたびに感じるのは、飼い主さんと、家族である動物の深い絆。

きっと飼い主さんは生涯ずっと、その子のことを忘れない。

その子とのかけがえのない十数年の日々を、決して忘れることはない。

その絆はとてもとても深く純粋で、その絆の一端に関わらせていただけることは、なんて幸せなことなんだろう、、、と。

そんな絵を描かせていただく者として、わたし自身が今より少しでも動物たちの意識に近づけるよう、彼らの飼い主さんへの愛情を感じ取り描くことができるよう、日々自分をクリアにしなければ・・・と思うのでした。

 

 

調和する

2017/8/12

FBでもアップしたのですけれど、先日、友人の愛犬が虹の橋を渡りました。

あんこがうちに来た16年以上前、初めてお散歩に行ったときに、初めて会ったワンちゃんがその子でした。

ほぼ1歳年上のその子が元気にしている姿は、わたしにとっても拠りどころのような存在でした。

具合が悪くなった次の日、点滴を受けている間に苦しむこともなく、眠っているうちに安らかに息を引き取ったそうです。

17歳と9か月。

人間でいったら100歳を超えるご長寿を精一杯全うしたそのお顔は、なぜだか不思議に若々しく輝いていました。

トイチくん、今まであんこと仲良くしてくれてありがとうね。

 

 

動物たちは生と死を通していつも、わたしにたくさんのことを学ばせてくれます。

 

「今」という時間に100%向き合うこと。

「今」を精一杯楽しむこと。

自分に与えられた生を全うすること。

 

そして今朝あんこと散歩しているときに、ふと、「調和」というキーワードが浮かんできました。

 

 

動物は100%の純粋な「善」を私たちに与えてくれますけれど、かといって自分を犠牲にしているわけではありません。

今この瞬間の自分を100%生き、自分の周囲の全ての存在と「調和」しているだけであって、純粋でいようとか善を行なおうという意図さえないのだと感じます。

素の自分で周囲と調和しながら、今この瞬間を楽しむ。

その結果として、その存在としての純粋さや善をわたしたちが感じるのだと思うんです。

そんな生き方をこんなにもすぐそばで見せてもらっているのに、なかなか真似できないのは、わたしの中に邪念や煩悩が多すぎるからなのでしょうね~((+_+))

その煩悩や邪念や欲が、人間を成長させるのだとも思いますが。。。

 

 

トイチくんとあんこが教えてくれた「調和する」というキーワード。

これはきっと、わたしたちが幸せを感じるためには欠かせない要素ですよね。

 

自分自身と調和する

家族や友人、仕事仲間など、自分の周囲の人たちと調和する

自分が住んでいる家や使っているモノと調和する

自分が住んでいる街や国、自分を取り巻く自然などの環境と調和する

 

イメージしていると、何だか素敵な未来が開けてきそうな気がしてきますね♡

 

 

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明日13日の22時より30分間、遠隔氣療を行ないます。
ご希望くださる方はこちらをお読みいただいた上で、コメント欄にてお知らせください。

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Doing より Being

2017/8/7

数年前から尊敬している女性経営者の方がいらっしゃるのですけれど、その方すごいの!

年々、明らかに若くなってる!!

もちろん日々の努力の賜物でもあるのですけれど(ちゃんと筋トレされているしね!)、その努力を支えているのは、ご本人の「自分はどういう人間でありたいか?」という意思なのだと感じます。

その方がよくおっしゃるのは、「Doing より Being」

「どう行動するか?」よりも大切なのは、「どうありたいか?」ということ。

「どうありたいか?」が先にあれば、自ずと「どう行動するか?」は決まってきます。

数年前から聞いていた言葉ですけれど、それがどれほど真実なのか、最近ぐっと身にしみます。

 

わたしたちは選択を迫られたときに、「どうしたいのか?」を考えて行動しがちですよね。

それで簡単に選択できる時は良いのですけれど、複数の問題がとても複雑に絡み合っていたり、関わっている人の人数が多くて単純に答えを出せない時など、何を選択したらいいのか困ることって多々あります。

そんな時、「どう行動するべきか?」を考えると、なかなか正しい選択ができないように感じますけれど、そんな局面でも「自分はどうありたいのか?」をしっかりと持っていると、行動の選択肢は自ずと限られてくるんですね。

「どうありたいのか?」があった上での「どう行動するか?」

この順番は、実はとても大切なんですね。

 

「自分はどんな人間でありたいのか?」

それを常に意識していることは、自分らしい人生を送るうえで、とても大切なことですね。

 

 

 

体の情報もアップデートが必要です

2017/8/2

昨日の神奈川は驚くほどの豪雨で8月のスタート!

友人宅の前の道路は「川になってる~!」ということでしたが💦、皆さまのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

 

先日、初めてリラクセンスを受けてくださった方が施術後に、「股関節のあたりに違和感を感じる」、「土踏まずが痛い!」と訴えられました。

長年、間違ったバランスで体を使っていて、そのバランスに慣れ切ってしまっていると、本質的には正しいバランスに近づいているのに、それを違和感と感じてしまいます。

これはとてもよくあることなんですね。

中には違和感だけでなく、筋肉痛になる方もいらっしゃいます。

というか、わたしも習得過程でセッションを受けた際、脚がけっこうな筋肉痛になったことがあります(笑)

これも体を間違った使い方をしているために、本来使うべき筋肉を使えていなかった場合には、けっこうよく起こる現象です。

土踏まずが痛いということも同様です。

必ずしも”自分が楽と感じるバランス=良いバランス”ではないことを覚えておいてください。

 

このようにセッション直後には違和感を感じる時でも、本来の良いバランスに近づいているわけですから、少し時間が経つと体はちゃんと慣れてくるものなんですね。

ただ、ここで一つだけ気をつけていただきたいことがあるんです。

それは、この時感じる違和感を「これはおかしい!」と受け止めずに、むしろその違和感を大切にしてあげること。

そして、今まで慣れ親しんで居心地の良かったバランスを手放して、違和感を感じる新しいバランスへと移行するように、体に対する感覚をアップデートしてあげること。

そうして、体が元の慣れた感覚へ戻らないようにしてあげてください。

 

そのために効果的な方法としてお勧めしたいのが、視覚を使うこと。

わたしたち人間の脳は、視覚からの情報を取り入れやすい傾向が強いんですね。

自分の姿を鏡に映して見たり、写真に撮って見るなどして、違和感を感じている自分の体が、実は以前よりバランスが整っているのだということを、視覚で確認してください。

そして、視覚で確認した体の状態(=バランスがとれている)と、感じている体の感覚(=違和感を感じる)のズレを修正しましょう。

この方法はとても効果的で、お客さまが違和感を訴えられるとき、わたしはいつもこの方法でズレを修正していただきます。

先ほどのお客さまも、お茶を飲みながらお話をしているうちに、「もう違和感はなくなりました」とおっしゃっていました。

 

皆さんも施術後にこのような違和感を感じることがあったら、それは体がしっかりと変化している証拠です。

脳の情報も体の感覚も、その都度しっかりと亜アップデートして、いつも真新しい自分の体を感じてくださいね!

 

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その場で実感!

「きゅっと小顔!ぴかぴか美肌のセルフケア・ワークショップ」

日時: 8月9日(水)10:00~11:30
場所: hammam
参加費: 3,000円

★首が詰まった服装は避けてください。
★お問い合わせ・お申し込みはhammamへ

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体とコミュニケーションをとりましょう

2017/7/29

このところ、脳梗塞やその他の疾患が原因で体に麻痺が出て、もう動くことはないと言われたような方が、施術していると「動いた!反応があった!」というようなことを何度か目の当たりにしています。

また、数十年のあいだ辛い症状に悩んでいらした方が、ここへきて体の奥深くに残っていた緊張を解き放とうとする瞬間を目の当たりにすることもあります。

そんな時に想うのは、体って本当にすごい!ということ。

わたしたちが寝ていても休んでいても、体は休まずにわたしたちの体を生かそうと、休むことなく働き続けています。

その智恵は、わたしたちが想像もできないほど豊かなんですね。

体に触れて、体の意思を感じながら施術をしていると、その体の智恵の一端に触れる思いがします。

その智恵を感じていると、相手の体に尋ねること、体の発する声をどこまでも真摯に聴くことの大切さを実感します。

 

皆さんも、どうぞ普段からご自分の体に声をかけて、体と仲良くしてくださいね。

そうすれば、体はいろいろなことを教えてくれます。

そうやって体とコミュニケーションをしっかりとって仲良くすることができれば、心身のバランスを整えることができ、いつまでも元気で楽しく暮らすことにつながっていくのですから。

 

 

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その場で実感!

「きゅっと小顔!ぴかぴか美肌のセルフケア・ワークショップ」

日時: 8月9日(水)10:00~11:30
場所: hammam
参加費: 3,000円

★首が詰まった服装は避けてください。
★お問い合わせ・お申し込みはhammamへ

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んがっ!とか、ポコッ!とか(笑)

2017/7/23

首やお顔回りの整膚やリラクセンスをしていると、時どき「んがっ!」とか「ポコッ!」というような音がお客さまの口から出ることがあります。

これまでの経験から、そういった音が出るタイミングというのは、それまで詰まっていた何かが抜けたとき。

 

例えば、今日のお客さまのように、首の後ろ側をググッと縮めて数秒間ジッと動きを止めた後、フッとゆるんだタイミングで「んがっ!」とか。

頬の奥のコリコリがククッと動いてゆるんだ瞬間に「ポコッ!」とか。

普段から緊張させていた部分を、自ら一旦さらに緊張させて、気が済むまで縮めるだけ縮めて、また自ら緊張をほどく。

その、それまで緊張で詰まっていた部分の風通しが良くなったタイミングで、「んがっ!」とか「ポコッ!」という音とともに、詰まっていたものを吐き出す感じ。

体という者はそういう形で、自分で緊張をほどく道を選び取るんですね。

そしてこの時、施術しているわたし自身も、体がガスを溜めて溜めて、そのガスが一気に抜けたような感覚を手で感じています。

 

でも、お客さまにしてみると、ウトウトまどろみながら気持ちよく施術を受けていたのに、自分の「んがっ!」という音で目を覚ますなんて、やっぱり恥ずかしいようで、「やだ、いびきかいてましたね💦」と照れくさそうにおっしゃいます。

そんな時は上に書いたようなことをご説明して、「だからンガッ!ってなったりしても、しても、詰まりが抜けた証拠なので、恥ずかしがらないでくださいね」とお伝えするようにしています。

そして今日のお客さまは施術後も、こんなことをおっしゃっていました。

「沼みたいなところの底の方からガスがポコッと出てくるような感覚がしました」

まさにガスを抜いたわけですが、「いや~、詰まってちゃいけないですよね!」と、体感としてつまりが抜ける瞬間の感覚を味わってくださったようです。

 

初めてのお客さまにはいつもご説明するのですけれど、施術中に出てくる鼻水や咳、よだれ、オ〇ラなどは、体の排出作用ですから、恥ずかしがらずにどんどん出してくださいね!

 

 

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その場で実感!

「きゅっと小顔!ぴかぴか美肌のセルフケア・ワークショップ」

日時: 8月9日(水)10:00~11:30
場所: hammam
参加費: 3,000円

★首が詰まった服装は避けてください。
★お問い合わせ・お申し込みはhammamへ

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小顔と美肌のためのワークショップ

2017/7/21

 

 

毎月第2水曜日に鎌倉のhammamさんで開催しているセルフケアのためのワークショップ。

8月は、hammamにいらしているお客さまの「小顔に特化したワークショップはないんですか?」のお声にお応えして、小顔と美肌のためのワークショップを開催いたします。

 

以前2回ほど開催させていただいたこのワークショップ。

「こんなんで良いんですか?」と、恐る恐る指を動かしていらっしゃった参加者の皆さま。

そんな「なんちゃって」でも短時間でも、「え~!うそ~!上がってる~~~!!!」と、ご自分の変化に皆さま驚きを隠せなかったという(笑)

そして、整膚でのケアを毎日続けていただくと、気になっていたシミやシワも改善できるんですよ!

これだけきっぱりと言えるのには理由があります。

ノーファンデで犬の散歩を続けて十数年(日焼け止めはつけているけど、それも朝1回塗ったキリ)、それでも今のところシミの沈着もなく、目立ってシワが増えることもなく過ごせているのは、整膚のおかげと断言できる!

おまけに道具も何もいらないんですからね。

 

紫外線の影響が気になるこの季節だからこそ、毎日簡単にケアできる方法を身につけてただきたいと思います。

お時間のある方は、ぜひ参加してくださいね♪

 

 

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その場で実感!

「きゅっと小顔!ぴかぴか美肌のセルフケア・ワークショップ」

日時: 8月9日(水)10:00~11:30
場所: hammam
参加費: 3,000円

★首が詰まった服装は避けてください。
★お問い合わせ・お申し込みはhammamへ

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失った機能を取り戻すために

2017/7/20

今日の午後は、高齢者施設でボランティア。

最近は、整膚とリラクセンスのどちらか一方に決めることもなく、その方に触れたときに必要と感じるまま、融合した形で施術しています。

特に、意識はしっかりされているのに体の自由がほぼ利かないような方は、人一倍体への意識が強いように感じるので、その方に合った触れ方をして体からの反応を引き出すことを、いつも以上に心がけています。

そして今日も、意識はしっかりとされているけれど、車いすでほぼ動けない、言葉も発することができない方を施術し始めたときのことでした。

 

初めに左の肩に軽く触れ、皮膚の動きを感じようとそっと動かした数秒後、

ぎゅっと握っていた右手がビクッと一瞬ゆれました。

「おや?反応がある?」と思い、そのまま皮膚の動きをなぞるように軽く触れ続けていると、もう一度ビクッ!っと反応が。

その方のお顔を見ると、いつもより目をはっきりと開いて、わたしの顔をじっと見ています。

もしかしたら、ご自分の反応にご自身も驚いていたのかもしれません。

「動きますね!」とお声をかけて、そのまま施術を続けていると、明らかに右腕が、肘からググッと伸びてくる動きが出てきました。

伸びては緊張してガクンと止まり、ちょっと縮み、またググッと伸びてはガクンと止まりを何度か繰り返すうちに、明らかに二の腕からググッと持ち上げるしぐさ。

同時に左手も少し弱いながらも、はっきりとした動きを見せ始めていました。

 

わたしが知る限りでは、この方は手を動かしたところは見たことがなく、食事もほぼ全面介助が必要な方だったはず。

近くにいた職員さんに尋ねると、「ほとんど動かないはずです。動かしても指をギュッとするだけで、肘や肩は動かしたことがありません」とのこと。

「でも、自発的な動きが出ているんですよ」と、今起こっていることを説明し、動いている右手を示すと、「いや、いつもはこんなに動かないです!」と、とても驚いていらっしゃいました。

機能が少し回復し始めているかもしれないことをお伝えし、「動くんだ」という目で見て介助して差し上げてくださいとお願いしました。

 

別れ際にご本人に、「動きますね、うれしいですね!」と話しかけると、何とも言えず嬉しそうに目を細めていらっしゃいました。

「もっと動きたいよね!大丈夫だからね!今日動いた感覚を忘れないで、ご自分でも『動くんだ!』と信じて、少しでも良いから動く意識を持ってくださいね!」

ギュッとわたしの手を握って放そうとしないので、「また来ますからね。がんばりましょうね」と言って、ゆっくりと柔らかくほどきました。

 

実は前回こちらで施術したときにも、それまでにはなかった動きが自発的に出た方がいらっしゃいました。

失ってしまった機能。

それでも取り戻せる場合もある。

今日のあの数十分が、あの方にとってそのきっかけになるかもしれない。

体が動くということの喜びを少しでも取り戻していただくこと、それはわたしにとっても、とても大きな喜びです。

自分が役に立てるのだということ、この仕事を与えていただいたことを感謝してもし切れません。

わたしの中でも何かが大きく変わった一日となりました。

 

 

ゆるむこと、楽になることが怖い

2017/7/19

人間って不思議な生き物で、こうすれば良くなるということが分かっていても、そしてそれがとても簡単なことだと分かっていても、どうしてもできない!ということがありますよね。

体も同じで、ゆるみたい、ゆるめば楽になると分かっているのに、なかなかゆるむことができないことがあるんです。

 

今日、リラクセンスのセッションで、首周りを施術していた時のことでした。

動きを急に止めた体から、「動きたい!でも怖い!」という訴えを聴いたような気がしました。

「どうする?どうして怖いなら、無理しなくても良いよ。今日はここまでにする?」

と問いかけを投げかけて、しばらく待ってみました。

 

30年くらい緊張することが当たり前になっている体にとって、ゆるんでいる感覚は遠い昔のこと。

ほとんど忘れかけてしまって、未知の世界と言ってもいいような状態です。

いくら「ゆるむと気持ち良いよ!楽になるよ!」と言われても、未知の世界に対して不安を感じるのは当たり前のこと。

体の方に、その体験を受け容れる準備ができていないのなら、それはタイミングではない。

そう考え、体からの反応=応えをしばし待ちました。

 

おそらくほんの数秒、動きをピタッと止めた体が、フッと反応を返してくれました。

「いや!ゆるむって決めた!」とでも言うように、首の動きが急に軽くなり、ストッパーが外れたかのようになめらかな動きをするようになりました。

それでもまた急に動きを止め、その度に問いかけを繰り返すことを数回繰り返すうちに、ギュッと後方へ縮まっていた首が、緩やかに伸びてくるようになりました。

 

長年の間、緊張に慣れ切ってしまっている場合、このようなことが起こることは決して珍しくありません。

もちろん意識上では誰しもが「ゆるみたい!良くなりたい!」と思うはず。

けれど、意識と体にズレがある場合、思うようにコントロールできなくなってしまいます。

このズレをなくすためには、まず何よりも、自分の体と仲良くなってください。

体が今どんな状態なのかを感じようとすること、いつも体に感謝することは、体と仲良くなるために何よりも大切なこと。

日々それを意識していくことが、体から「良くなることが怖い!」という恐怖を抜いてあげることにつながりますから。